湖北五山巡りの旅①初山宝林寺

カテゴリー │浜松市旅行浜松観光

こんにちは!
The GATE鈴木です。

本日ご紹介したいのは、浜名湖北部に位置する「湖北五山」

この湖北五山とは、浜松市北区にある以下5つのお寺の総称です。

・宝林寺(細江町中川)
・龍潭寺(引佐町井伊谷)
・方広寺(引佐町奥山)
・摩訶耶寺(三ケ日町摩訶耶)
・大福寺(三ケ日町福長)

古くは平安時代から江戸時代初期までに開創された、
時代も宗派も異なるお寺ですが、それぞれに国指定重要文化財を有しており、
浜松の歴史をより深く知ることができる、非常に価値のあるお寺たちなんです。




当館にはこの湖北五山巡りのチラシを置いてあり、
長らくこのチラシを眺めながら、いつか行ってみたいなあと思っておりましたが、
先日やっとのことで取材・見学をすることができましたので、
今回は気合をいれてじっくりとご案内してまいります!
いつになく長編になる見込みですが、どうぞお付き合いいただければ幸いです。

さて、ルートは以下の写真の順番通り「宝→龍→方→摩→大」がベストとの事。
理由は大きく2つ。

まず一つ目は、一番東側の①宝林寺がこの五山の中で最も新しく、
時代を遡るように、他のお寺を一筆書きに回ることができるからなんです。



そして、もう一つの理由はコチラ。



この色紙、五山それぞれの御朱印を集められる色紙になっていて、
各お寺のご利益を受けることができるんですが、この色紙を販売しているのは、この宝林寺さんのみ。
1枚2,000円で購入し、他の四山では300円の御朱印代を支払って集めることができます。

せっかくなので私も一枚購入しましたよ~!!


ちなみに、この湖北五山のルート、一日で周る事もできますが、
少し駆け足になるかもしれません。
今回訪れたのは摩訶耶寺さんを抜いた四つのお寺でしたが
(摩訶耶寺さんはお盆の出張で臨時休でした)、
どのお寺もとても見応えがあり、うっとり過ごしていると意外と時間を使っておりました。

しっかり見たい方は二日に分けてのんびり回るのも良いかと思います。
その際は「宝林寺・龍潭寺・方広寺」と、「摩訶耶寺、大福寺」がおススメです。
というのも、方広寺から摩訶耶寺・大福寺のある三ケ日方面に抜ける際は
大型車通行不可の細い山道を車で20分ほど走ることになるため、
初めての方や運転が不安な方は少しだけ大変かなと…。
私も初めて通りましたが、対向車が来た時は軽同士でもバックで譲りながら進む感じでした。


さて、それではここから、一つ目のお寺「初山宝林寺」について、ご紹介していきます。
どうぞごゆるりとご鑑賞くださいませ。

金運上昇・商売繁盛のお寺
①初山宝林寺(しょさんほうりんじ)

初山宝林寺は、日本三禅宗のうちの一つ黄檗宗の寺院です。
1664年(寛文4年)に、黄檗宗の開祖である隠元禅師(いんげんぜんし)により明国から来朝した独湛性瑩(どくたんしょうけい)禅師が、
地元の金指・気賀の近藤両家の菩提寺として開創しました。
近藤家は今川氏に仕えた旗本のようです。

このお寺の見どころ・特徴としては、以下の三つです。

①珍しい中国・明朝建築様式を模した佛殿、方丈(国指定重要文化財)
②総勢29体の仏像(県指定文化財)
③叩くと澄んだ音がなる、金運上昇・商売時繁盛のご利益があると伝わる金鳴石(きんめいせき)


まずはこちらの山門から。
力強い「初山」の字がとても印象的ですね。



この急な階段を上がると目前に迫るのが、この佛殿。
とても大きく立派ながらその佇まいは優しく、背景と相まって非常にゆったりと、おおらかな印象を受ける建物です。





中国明朝の建築様式が採用されているとの事ですが、この建物中央にある装飾的な格子に、その雰囲気を見ることができました。




また、この佛殿の中には宝林寺の見どころの一つである全29体の仏像が置かれています。
正面にあるのは本尊釈迦三尊像。



そして、建物の両側の壁に立ち並んでいるのは、こちらの二十四善神立像。
全ての像の足元にその神様の名前が書かれており、それぞれの特徴的を捉えたお姿が見られます。




この立像の素晴らしいのは、高いところに設置されているため、ちょうど見下ろす神様と見上げる私達の目が合うようになっている所。
まるで語り掛けてくるような臨場感のある表情にドキッとさせられます。
写真中央は競走・競泳などスピードの神、韋駄尊天様です。2019年は大変お世話になりました!




さて、佛殿を後にして、裏手に回ると、方丈や報恩堂など、他の文化財も見ることができます。
方丈は現在かやぶき屋根を修繕中で、12月31日に竣工予定との事です。
ちなみに近年では平成28年に山門が、平成29~31年に仏殿が修復されたとの事です。





そしてそして、その裏手にある、特に注目のスポットがこちら!
その名も「金鳴石(きんめいせき)」です。
平たく滑らかな表面の大きな石ですが、この石、叩くと「キーン」とした高く澄んだ音がするのです。
この摩訶不思議な石は、「金(かね)のなる」ということから、金運上昇・商売繁盛のご利益があると伝えられています。
この金運上昇のご利益は、毎年浜松近郊の宝くじ売り場の人もご祈祷に訪れるほどの効果だそうですよ。





その金鳴石は、売店で売っているこのお守りの石で叩くとより一層の効果があるとか。
ぜひ試してみて下さいね!




そして最後に、この湖北五山のお寺には全て象徴的な古木・ご神木があり、
この宝林寺には樹齢350年といわれる立派な「猿候杉(えんこうすぎ)」があります。




独湛禅師が植えられたこの杉は主に茶花に用いられるもので、このように20m級の高さまで成長するのはとても珍しく浜松市の天然記念物に指定されているそうです。
あまりに大きくて、とても写真に収まりませんでした…。
また、寄り添うように2本の木が並んでいることから、夫婦杉としても親しまれています。


宝林寺は、駐車場に着いた時から背筋がすっと伸びるような清らかでゆったりとした空気が流れており、敷地内に足を踏み入れるとなんだかタイムトリップしたような不思議な気持ちになりました。


私自身ずっと訪れてみたいと思いながら初めての訪問でしたが、浜松でまずお勧めしたい名所の一つになりました。
まだまだ気軽に遠出しづらい状況ですが、浜松にお住いの方、ぜひ今一度地元の観光名所に足を運んでみてはいかがでしょうか。


初山宝林寺

静岡県浜松市北区細江町中川65-2
TEL:053-542-1473
拝観時間:10:00-16:00
入場料:大人400円、中高生200円、小学生無料
駐車場:あり

https://www.oubaku.org/shosan/butuden.html





さて、湖北五山の旅、まだまだ続きますので、またまとめ次第UPしていきます!
ぜひご期待ください♪





 

浜松市沿岸域防潮堤~今切口~

カテゴリー │浜松市観光案内防災防潮堤

こんにちは 昨日からの雨が心配ですね
先日、今年の3/31に工事が完了した浜松市沿岸域防潮堤の最西端‥今切口付近へと見学にいって参りました

この日も雨女二名で行ったせいかいざ車から降りるとザーーーッと雨が‥
しかし見学兼もうひとつのミッションである
貝殻拾いをすべくガシガシと傘をさしながら前進!!







防潮堤はというと この様な景観で第一印象は白い!でしたこの日な空も雲で白く、海岸や防潮堤も白いので何故か眩しく感じました

階段や壁の部分はCSGという素材が使用されていてその原料の土砂などは浜松市内で採石されたものとのこと。波の力にも耐えうる強度があるとされ距離17.5kmに及ぶ防潮堤を支えくれています






斜面の階段を登ると歩道があり天竜川河口~今切口までが繋がっています。(注:一部通行止めの箇所あるかもしれません)

そして歩道から南への階段を降りると‥‥海!





久しぶりに遠州灘を眺めぼーっ浸っていました
ほぼ人もいないのでオーシャンビューを独占です
。。。でも少し波が荒ぶっていたので見学に行かれる際は気象情報など、ご確認の上安全に行ってみて下さいね‍♂️

防潮堤は南海トラフ巨大地震における津波被害対策だけではなく波浪や高潮などからも高さ13~15mの大きな壁で守ってくれます✨

しかし100%完全に安心なものは無いと思いますので日頃から防災の意識を高め個人や世帯で備えて行けたらいいですね

浜松市には防災に役立つこんな施設も!
はま防~家 こと
浜松市防災学習センター





https://hamamatsu-bousai.entetsuassist-dms.com/

当館にパンフレット設置中です


浜松市沿岸域防潮堤の詳しい内容や情報は
静岡県公式ホームページ ふじのくに内でご覧下さい。

https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-890/bouchoutei/


尚今回GATEスタッフが訪れた舞阪の防潮堤(今切口先端)へのアクセスですが、カーナビやGoogleマップに未反映でした‥ので↓↓↓

浜松市立舞阪中学校の敷地東横の道を南へ真っ直ぐすぐに浜名バイパスの下をくぐる形となりカーブを登ると駐車場に直結されています


最後に今回防潮堤から降り立った海岸でゲットした貝殻たちは‥









貝殻ガーランドを作って当館のガウリールドロップアウトの黒板アート横でゆらゆらしています
のて当館へ遊びに来られた際は観てみて下さいね





 

★TheGATEのコロナウィルス感染症対策一覧★

カテゴリー │浜松市浜松観光

こんにちはまだまだ梅雨が続きそうな今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

色々なお店や施設が営業再開し県をまたぐ移動の自粛も解除されつつある現在ですが、新しい生活様式やコロナウィルス感染症予防対策として当館でも様々な取り組みをしています❗❗

まずはこちらをご覧下さい️

浜松市が提供する新サービス
「浜松LINEコロナ見守りシステム」
を当館でもご利用頂けます。



ご来館の際に、LINEのホーム画面右上の友達追加➕アイコンを押してQRコード読み取りを
選択し掲示してあるQRコードを読み取ります。
こちらはご来館の度に読み取りのご協力お願い致します。
(自動的に浜松市が友達追加されます。)
当館で感染者が発生した場合、同日同じ時間帯に当館にいらしたお客様などに通知がいく仕組みとなっておりますのでぜひご活用下さい‍
北側南側の出入口と館内にもQRコードを掲示しておりますのでご不明な点がございましたらお気軽にスタッフまでお声かけ下さい‍ませ✨


他にもこの様な取り組みをしています‍⚕️




出入口や通路に除菌消毒液を設置




レジカウンターはビニールカーテンを設置し
飛沫などに注意しています






各体験コーナーも注意喚起や除菌シートなどを設置しゆとりある空間でお楽しみ頂けるよう心がけています




定期的に手の触れる箇所などを清掃しています







はままつペダルさんでも検温やアクリルシールドなどの対策がとらています

外国人インフォメーションカウンターもビニールカーテンが設置されています✨

そして浜松餃子のまるいしさんでは、

座席の間隔や仕切りなどなど安心して美味しいお食事が楽しめる工夫がなされています



最後に、
新聞やメディアにも取り上げられている
AI人工知能が搭載された家康くんロボット






マスクの着用有無を認識し優しく可愛くお話し
してくれます
北側のインフォメーションカウンターに設置されていますのでぜひご覧下さい


以上ざっと大まかにご紹介させて頂きましたが
安全にご来館頂き楽しんで貰えるよう日々状況に応じて改善していきたいと思います✨



南北の出入口の扉を解放して営業しております
喚起全開のTheGATEHAMAMATSUは
10:00~19:00まで営業中です
皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております



 

6/1〜リフレッシュオープン☆【浜松こども館】

カテゴリー │浜松市浜松街中情報

こんにちは☀️ The GATE HAMAMATSU です。
ここ最近は暑い日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか?
街中にも人通りが増え、日常が戻ってきつつあると思っています。

日常に戻ると言えば…ひよこ
当館もそうですが、コロナウイルス感染拡大防止のため、止む無く休業期間を設けていた
浜松の子供達の人気の場所、「浜松こども館」が営業再開いたしました✨


本日はそんな浜松こども館さんにお邪魔させていただき、リニューアルしたところも含めご紹介していきますのでぜひご覧くださいグッド





浜松こども館さんの公式HPはこちら!
浜松こども館さんは、"子どもたちが子どもらしく、安心して思いっきり遊べる場所"をモットーに作られた文化施設です。
場所はザザシティ浜松中央館5,6,7階に位置しています。


開館時間、ご利用料金などはこちらをご覧ください。
※現在新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入場制限を実施しています。
◼︎午前の部 10:00~12:30 ◼︎午後の部 14:30~17:00
入場定員は各部300人となっていますのでご理解・ご了承ください。





それではお写真とともに、こども館をぐるっと紹介していきます✨(以下敬称略で失礼します。)

こども館の入り口はザザシティ中央館6階にございます。
エレベーターで6階へ向かって、まずは入場券の購入、受付へ。



エントランスはこんな感じです!


こども館のマスコットキャラクター、「はぴたん」がたくさんお出迎えしてくれます✨

ちなみにはぴたんのプロフィールはこちら下



エントランスを抜けるとまず見えるのがこちらの大きいホールです。
以前はドッチビーなどが楽しめるホールだったそうですが、現在は消毒のしやすい大きなボウリングと輪投げが楽しめますクローバー





ホールの隣のお部屋はサウンドプレイルーム
サウンドプレイルームという名の通り、こちらも以前はピアノなどが置かれていたそうですが、現在は大きな太鼓が設置されています。




エントランスからホールへ向かう道のフロアにはコマ回しや竹馬など、昔ながらの遊びが楽しめます✨



ちゃんとコマの回し方まで丁寧に説明されています。
初めて挑戦する子でも安心です!




フロアを抜けると、ままごとコーナーを発見しました目
こちらは以前はボランティアさん方の手作りのお人形たちが並んでいたそうですが、
消毒のしやすいプラスチックや木材のおもちゃに変更されています。





↓(こちらの30(サーティ)ワンのおうち…本当にワンちゃんが30匹おりました………笑)




ままごとコーナーはいろいろな遊びが楽しめる場所で遊びが尽きなさそうです♪

以前遊ばれていたボランティアさん手作りのおもちゃは、ままごとコーナー手前の棚に綺麗に陳列されていました。






ままごとコーナーのすぐ横には乳幼児広場が。
広い絨毯敷きのスペースなので、小さなお子様も動きやすい!親御さんの目にも届きやすいです。



以前あった赤白ボールプールは、現在スタッフさん手作りのおさかなつりコーナーになっています。
大人でもとっても楽しめます!笑




赤白ボールプールを越えると、なにやら机や椅子が増えていきます。
実はここ、簡単なボードゲームやおりがみなどが楽しめる場所!




遊び疲れたけどまだ遊びたい!というお子様にはぴったりです♪



ここからは少しペースアップして紹介していきます上昇
お写真ばかりとなってしまいますが、紹介したいところがたくさんなので、ご了承ください警察官






こちらは動物ゾーン。ワニトンネルやカエルのオブジェ、足元には踏むと動物の鳴き声のする仕組みが!






星座はくぐると音がなります!触ると光るオブジェや、星のキャンパスもあります。
キャンパスはマグネットを貼り付けられます!自分だけのアートを作ってみましょう☆


そしてこちらはこども館できっと1,2を争う人気であろう遊具、こどもエレベーター




心の中の童心がやりたい気持ちでいっぱいでした…大人ですので…我慢しました……(年齢制限がございますので、大人の方はだめですよ)


そしてこども館といったら!の青白ボールプール&コスモタワー
ボールプールは現在消毒しやすい大きいボールで遊ぶことができます。






ちなみにこの青白ボールプールとコスモタワーの網は全張り替えで新調したばかり!
とっても大掛かりなリニューアルをされていました…!


そして空中回廊へ登り、歩いてみると…




スタッフや子供達が色を塗ったおさかな美術館。
そのまままっすぐ進んでいくと…



トンネルが光りました!
ここに写っている魚たちは浜名湖で見られるお魚たち。
トンネルを抜けるとシルエットの答えが見られますよ!



空中回廊は一周するだけでも楽しい通路になっていますよ♪
ちなみにこの空中回廊の床もリニューアルで張り替えしているらしいです…!


こども館は7階にもドリンクコーナーや、屋上庭園があります。
ドリンクコーナーは飲食スペースでしたが、現在コロナウイルス感染拡大防止のため、おやつやお弁当を食べることは禁止されています。
また、屋上庭園も封鎖されていますのでご注意くださいね。


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リフレッシュオープンした「浜松こども館」
怒涛のボリュームとスピードでお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
これだけ紹介しても紹介しきれない面白さやすばらしさがこども館にはたっぷりありますよ。

新型コロナウイルスにも負けず、おもちゃを変えたり、スタッフが手作りをしたり機転をきかせ、しっかりとした感染症対策をスタッフの方が全員気をつけて行ってくださっています。
自粛期間明けでどこにもいけなくて我慢を強いられていたお子さまや、運動不足のお子さまが楽しめる遊具もたくさんです!
引き続き、うがい・手洗い、マスク着用できちんと感染症対策を忘れず、ぜひ浜松こども館さんへお出かけしてみてください✨


本日のブログもご覧いただき、誠にありがとうございました。
次回はどこへ行くのやら…乞うご期待です☆

また見るのじゃ


 

浜松駅近のお散歩コース【アクトの森】♪

カテゴリー │浜松市観光案内浜松街中情報

こんにちはキラキラ

お陰様でThe GATEは5月18日より営業再開し、ゆっくりとではありますが、普段の様子に戻りつつあります。
休館を機に開設したこちらのブログですが、これからも浜松にまつわる情報を色々発信していこうと思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

応援ヨロシクなのじゃ


今日ご紹介したいのは、The GATEから徒歩5分

アクトの森





浜松駅のすぐ側に立ち、ひときわ目を引くアクトタワー。
昨年ちょうど開業25周年で、今ではすっかり音楽の街・浜松のランドマークタワーとなっています。

アクトタワーを含むこの建物群一帯は「アクトシティ」と呼ばれており、中にはホテル、音楽・イベントホール、飲食店等のショッピングモール、オフィス、研修室などが入っています。
今回はその中で、誰もが気軽に立ち寄れるアクトシティの屋上庭園、「アクトの森」をご紹介していきます♪


アクトの森は、アクトシティの建物の屋上スペースを利用した広場や庭園などのスペースと、それをつなぐ遊歩道でできています。
浜松駅やThe GATEから行く場合は、バスターミナル真下の地下道を抜けていくと早いですよ。




地下道を通ってアクト方面の出口に出ると、まず目に入るのはサンクンプラザ
大ホールや中ホールのエントランス前に設けられている地下広場です。





そして、この写真の風景を正面にして右手に、アクトの森へ入る螺旋階段があります。



この螺旋階段は地下と地上1階部分、そしてアクトの森の入り口をつなぐ階段で、
真下から見上げると、とても素敵なデザインになっています。



浜松駅方面から地上で来る場合はこの階段か、階段横にあるスロープを使ってアクトの森へ上がることもできますよ。




さて、上へ上がると、まず見えてくるのがショパンの丘





階段が斜めにジグザグして見えるのは、この階段とスロープがこのように一体化しているから。




一番上にはポーランドのワルシャワ市にあるショパン像のレプリカがあります。
このショパン像のレプリカは、浜松市とワルシャワ市が音楽文化友好交流協定を結んだことを記念してワルシャワ市から贈られたもので、本物の2/3の大きさだそうです。それでも十分大きくて迫力がありましたよ!



さて、ショパンの丘から森のスロープを抜けて次の広場へ足を進めると、ここから浜松駅北口側の景色を一望できます。
全国的にも珍しい円形のバスターミナルは浜松駅前の景色としてすっかりおなじみですね。




さて、このスロープを抜けた先にあるのは音楽広場




芝生の広場に半円形のステージが。ここでコンサートができたら気持ち良さそうですね。
そして、その奥にあるいこいの広場からは、アクトタワーを真横から見上げることができます。なんだかすごい迫力ですね…。




歩いていると次から次へと見どころが出てくるので、飽きることなく歩を進められます。
また、このいこいの広場は床部分の模様もお洒落で写真映えします。




いこいの広場から伸びているこのカラフルな橋。



渡ってみると意外と高さがあって、高所恐怖症の私には少しハードルが高めでした…。

渡り切った先にあるのは、またまた素敵な広場と、先ほどよりさらに迫りくるアクトタワー。



この広場から見上げるアクトタワーは本当に圧がすごいです…。



(フレームに収まらずパノラマで撮ったので、途中少しずれてしまいました汗

この広場はアクトタワーの5Fに直結しており、ここから館内に入れます。
ということで、私は今回ここでアクトの森散策を終えました。

アクトの森は街中にありながらも緑豊かで、まさに憩いの場にぴったりの空間でした。
花壇はないですが、ところどころ季節のお花も見られましたよ。




この先、アクトタワーの反対側にも太陽の広場という屋外ステージがありますので、お時間がある方はそちらにもぜひ足を運んでみて下さいね。

アクトの森の詳細情報はコチラからご覧くださいちょき

https://www.actcity.jp/visitor/act/


ありがとうございました☆





 

浜松の【名前】にまつわる由来のあれこれ

カテゴリー │浜松市歴史徳川家康

こんにちは!The GATEです。

本日のおうちでGATEは、浜松の地名や名字の由来について、いくつかご紹介していこうと思いますキラキラ


地名や名字など、名前の由来を調べてみると、歴史的な出来事と絡んでいるものが多く、とても興味深い内容でした。ただ、ほとんどの物があくまで『諸説ある』うちの一説というものが多いため、今回は特に有名だったり浜松にまつわる逸話の部分を紹介していこうと思います。ご了承の上ご覧いただければ幸いです。



浜松の地名について

①浜松




先日投稿した【浜松の歴史】でも少し触れましたが、浜松について書かれた最古の文献は、伊場遺跡から出土した奈良時代の木簡で、そこに記されていた言葉は「浜津(はまつ)」でした。その後、平安時代に書かれた和名抄の中に「浜松」の言葉が残っており、この間に浜津という地名が浜松に転じたと言われています。この変遷理由には諸説あり、もともと「津」は港の意味だったのが、土砂などで港としての機能がなくなったため、「松林の浜」の意味で、縁起の良い「松」の字を充て、はままつ読みが定着した、などあるようです。




②小豆餅/銭取




浜松にあるユニークな地名として、まず最初にご紹介するのが有名な「小豆餅」。浜松市中区小豆餅という、れっきとした町名です。この地名の由来には、2つのエピソードが伝説として残されています。


1つ目は、徳川家康が三方ヶ原の戦いから逃れる途中、空腹に耐えかねて寄った茶屋で小豆餅を食べた話。また、その際、敵軍が追ってきたため、慌てて未会計のまま茶屋から逃げ出した家康公を、食い逃げ犯だと思い込んだ茶屋のおばあさんが追いかけて代金を支払わせた場所が、銭取という名前で残っていると言われていました。
ただし、これは家康公に親しみを込めて後世に創作された話だとの事です。

実際には、三方ヶ原の戦いの戦死者を弔うために、小豆餅を供える習慣が続いたことによるようで、この説にも面白い逸話が「浜松風土記」に残されており、これが2つ目のお話です。

2つ目。家康公から数えて4代後の浜松城主、堀尾信濃守忠氏(ほりおしなののかみ ただうじ)の弟高階晴久が三方ヶ原の茶屋に入り小豆餅を食べていると、次々と店内で奇怪なことが続き、怖くなって逃げだしてきた。翌日改めて三方ヶ原に行くも、その茶屋は見当たらず、茶屋があったはずの場所からは戦死者の遺骨が散乱していた。この骨をかき集めて焚いて埋め、小豆餅を供えて供養したのが始まりだそうです。

銭取という地名は町名ではなく、今では遠鉄バスのバス停で見かけるくらいですが、これはこのあたりによく山賊が現れて金品を盗まれることがあったため、こういう名前が残っているという事のようです。





③布橋




さて、次も少し血生臭いお話が続いて恐縮ですが、布橋という地名も三方ヶ原の戦いが由来になっているんですよ。
三方ヶ原で敗北し浜松城へ逃げ帰った徳川軍が、どうにか武田軍に一矢報いようと、犀ヶ崖(さいががけ)に大きな白い布を張り、一見するとまるで橋がかかっているように見せかけました。この思惑通り、これを橋と思って通ろうとした武田軍がまんまと崖に転落、沢山の死者を出したそうです。それから、このあたりでは夜な夜な人や馬のうめき声が聞こえる、カマイタチに遭遇する被害が出る、イナゴの大量発生で農作物がダメになるといった奇怪な出来事が続きました。これを武田軍の祟りと恐れた住民らの声を聞いた城主家康公が、武田軍の供養を依頼し、現在まで続く郷土芸能である「遠州大念仏」となりました。





④寸座




奥浜名湖の風光明媚な岬のある寸座ですが、ここも徳川家康にまつわる地名の由来といえる逸話があります。
家康公が気賀にある堀川城を攻め落とした際に、この地へ立ち寄り、堀江(現在の舘山寺付近)に渡るためにしばらくの間ここで休息をとったことから、「寸座(すんざ)」と名付けられたとの事です。

他にも平安時代の武将が同じくこの地で休憩を取ったため、など諸説あるようですが、いずれにしても「一寸座って」休憩したくなるほど、この寸座峠から見る奥浜名湖の風景は息をのむような美しさですよね。




⑤東京の浜松町

ちなみに、東京にある浜松町。県外でどこ出身?と聞かれて「浜松」と答えると、特に東京近郊の方には浜松町と思われることがよくありますよね。あまり身近な町ではないイメージですが、この浜松町もちゃんと浜松由来の地名なんです。
江戸初期は浜松町は奥住久右衛門という人が名主の「久右衛門町」という地名だったのですが、1696年、跡役についたのが浜松出身の権兵衛という方で(名字の情報は残っていないようです。)、この時に地名を浜松町と改めたそうです。








浜松にまつわる名字の由来


①浜松さん/濱松さん

私事ですが、中学生の時に読んでいた漫画に突如「浜松くん」という強烈なキャラクターが登場し、そこで初めて日本に浜松という名字の方が存在するのを知りましたが、浜松に住んで30年以上、残念ながら未だ実際に浜松さんにお会いしたことはありません。
浜松さんは全国のどこにいるのか調べてみたところ、全国的に多いのは北海道、東京、大阪等。人口比率として多いのは富山県秋田県のようです。(名字由来net.さん参照。)芸能人では女優・タレントの濱松恵さんが有名ですね。



②小粥さん

小粥(おがい)さんという名字、全国的にも特に浜松に多い名字なんです。字の通り、お粥が由来になっており、その逸話がこちら。
三方ヶ原の戦いで敗れ逃げ帰ってきた家康公は、空腹に耐えかねて近くにある農家の家に飛び込み、食べ物を求めました。この家の老夫婦は粗末なお粥しかないと断ったものの、それでも良いという家康公にお粥をふるまったそうです。お粥を食べ終えた家康公はこのお礼は必ずするといって立ち去りました。その後、天下を取った家康公はこの老夫婦に「小粥」という姓を与えたそうです。

浜松ではあまり珍しくない小粥さんですが、このような由来はとても誇らしいことですね!
実際に小粥さんの家紋は、円の中に二本の棒が左右に渡っている図形なのですが、これは空の茶碗に箸を置いた様子を上から見た図が元になっているそうです。



以上、今回は浜松の地名や名字など、浜松の名前にまつわる情報をお届けしました。

本日もご覧いただき、ありがとうございましたキラキラ






 

遠州市場@TheGATEHAMAMATSUの思い出ほろほろ

カテゴリー │浜松市観光案内

皆さんこんにちは虹
またまた週末ですね 時が経つのが速いです汗


ほんじつのおうちでGATEは、毎月第二土曜日に当館南側敷地で開催している
遠州市場
についてご紹介いたしますキラキラちょき

浜松街中商店街連盟が主催する遠州市場はポスターにもあるように、
遠州地域の名産品や直売品など旬なお買い物ができる市場です






当館内の街中耳寄り情報コーナーでは、遠州市場のポストカードも無料配布していますまだ遠州市場に行ったことがないといったお友達にポストカードでお知らせしてもいいですね~キラキラ




毎月出店するお店が一部変わるのでいつも新鮮であきません!そのつきの開催日前にはチラシも出来て当館にも掲示していますよ
是非今後チェックしてみてください、お気に入りのお店が出店しているかもヤシの木





過去の遠州市場の写真を振り返ってみるとお腹が空いてきましたキャー不定期に出店するお店が変わるのでご参考までにご覧くださいパー

美味しい食べ物編



甘々娘や愛情こめて栽培されたとれたて野菜パイナップルキノコ





ジビエ料理好きにたまらないフランクフルトハンバーガー





気田川で釣れたアユの塩焼き魚青




もちろんお茶もございますお茶





地元のお菓子屋さんも多数出店ケーキ










キッチンカー編


フレーバーが沢山で自然なおいしさの甘酒コーヒー




ほっこり温まるおかずパイハート




3時のおやつにぴったりなスイーツ クレープ屋さんラブレター





色々販売の軽食屋さんハンバーガー




ついつい買ってしまうたい焼き屋さん魚赤





雑貨編

お花のハーバリウム 時々ワークショップもやっています四角(オレンジ)





靴したや靴紐などなどオリジナリティ溢れる雑貨やアクセサリーも販売されていますよ指輪キラキラビーチサンダル 









カルチャー編


この日は地元ミュージシャンが演奏してくれていました音楽音楽





地元で活躍するミュージシャンが集結したコンピレーションアルバムも当館土産コーナーにて販売中ミカン犬音符




スライム作りもやっていたりしてお子様も楽しめますパンダナイス




その他毎月色々なワークショップが開催されていますにでぜひご参加下さいませミカン犬上昇


他にも浜松駅周辺の街中では、マンスリーイベントが沢山


おすすめじゃ!!


ソラモでマルシェドソラモ アートフェスティバル 旬の味採れたてバザール

サザンクロス商店街でほしの市 サザンクロス朝市

アクト通りでふれあいデイ ホテルオークラロビーコンサート

などが開催されていますくす玉

今現在はイベントも休止中ですが、今後開催の時はTheGATEHAMAMATSUのSNSなどでも発信していきますのでぜひご覧いただきお出かけしてみてくださいねまるっキラキラ



それでは、また明日も更新予定ですので良かったらご覧くださいあはは音楽





 

音楽の街・浜松の軌跡♬

カテゴリー │浜松市観光案内

こんにちはニコニコ外は夏のような暑さの日が増えてきましたね太陽


色々な浜松の魅力についてSNSなどでもご紹介してきましたが、何の街と聞かれたら、
出世の街    ものづくりの街  マリンスポーツの聖地 などなど多岐にわたり魅力が多いのが浜松の特徴ですが本日の
おうちでGATEは音楽の街・浜松をご紹介していきますピアノ


TheGATEHAMAMATSUの展示ブースにもある音楽の街となった由来はというと、音楽の文化や楽器の製造の発展に取り組んできたことや、
・ヤマハ
・カワイ
・ローランド

といった世界に名立たる楽器メーカーが立地している事から、世界で7か国目アジアでは初となる、ユネスコ(国際連合科学文化機関)創造都市ネットワークの音楽分野での加盟が認められました!キラキラくす玉

そのような功績があり世界を代表する音楽文化都市へと成長していきました音符




音楽の街 浜松市では多彩な世界的音楽事業が開催されています。

浜松国際ピアノコンクール





1991年に市制80周年を記念してスタートしました。世界を目指している多くの若いピアニストが日頃の練習の成果を披露する場や育成、
世界の音楽文化の振興や国際交流を推進を目的とした伝統に誇る国際的文化事業となっていますびっくり


静岡国際オペラコンクール

静岡ゆかりのプリマドンナ三浦環さんをたたえ、没後50年にあたる1999年にスタートしその後3年おきに開催されてきました。
2003年にはその実績が認められ声楽分野ではアジア人初となる国際音楽コンクール世界連盟加入が実現しました音楽
現在もコンクールの入賞者が世界各国の劇場で活躍しているそうですハート


浜松世界青少年合唱祭





世界各国から音楽、特に合唱を愛する優秀な青少年合唱団体を浜松に招聘し、合唱を中心とした音楽を通して浜松市民及び青少年との交流、国際友好親善を図る事業です。世界の音楽文化の発展及び浜松市民の音楽文化の向上と音楽のまちづくりの推進を目的に、“音楽の都・浜松”を内外に発信しているとのことパー♪黒



浜松吹奏楽大会





毎年3月下旬に開催される日本を代表する吹奏楽のイベントの一つです。内容は、全国から選抜された高校の吹奏楽部16校がアクトシティ浜松・大ホールを会場に熱い演奏を繰り広げる「全日本高等学校選抜吹奏楽大会」をメインに、そのプレイベントである野外コンサート「プロムナードコンサート」、全国の地区予選を勝ち抜いた中学生・高校生による「全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト」から構成されています。
特に、全日本高等学校選抜吹奏楽大会は、「吹奏楽の春の甲子園」と呼ばれ位階全国の高校の吹奏楽部の憧れの存在となっています。
毎年熱響こだまする大会ですよねギター今年は残念ながら中止となりましたがまた来年が楽しみですびっくり


そして、上記のような音楽事業の開催の場として欠かせない施設






アクトシティ浜松

アクトシティ大ホール




2,336の客席を持ち、日本初の四面舞台を備えるアクトシティ大ホール。舞台機構、照明・音響設備は、コンピュミカン犬ータ制御の装置を駆使しており、多彩な演出が可能。本格的なオペラやコンサート、バレエ、演劇、歌舞伎などあらゆる舞台芸術に対応しますカラオケ

アクトシティ中ホール




クラシック音楽の演奏を最高のレベルで堪能するコンサート機能と、コンベンション機能を融合させた中ホール。音響設計は、クラシック音楽の美を最高に引き出す残響時間2.1秒を実現。ステージ正面にフランス製の64ストップパイプオルガンを設置し、天井のシャンデリアが落ち着いたなかにも華やかな空間を演出します音符
どちらのホールもステージからの音響の迫力と観客の熱気で大変な盛り上がりとよく耳にしますミカン犬


~音楽に触れあえる・体感できる施設~

浜松市楽器博物館

1995年(平成7年)4月にオープンした日本初の公立楽器博物館で、アジア最大級の規模を誇ります。世界の楽器1,300点を地域別、テーマ別に常設展示。「みる・きく・ふれる」展示が大好評です。世界のさまざまな楽器をテーマに開催するレクチャーコンサートでは、国内外より、それぞれの楽器の第一人者をお招きし、お話を交え、楽器の音色だけでなく楽器の歴史、取り巻く社会環境なども紹介します。また、毎週日曜日にはガイドツアーを開催しています。色々な楽器を触って体験できるコーナーもありお子様にも楽しんでいただけます上昇当館にもご案内チラシやスタッフ体験レポートがございますラブ









入館料 大人800円 高校生以下400円(臨時休館中)
営業時間  9:30-17:00  第2.・4水曜日定休  変動アリ 年末年始等
☎053-451-1128
アクセス 浜松駅北口より徒歩10分 詳しくはホームぺージをご覧ください。
Pは近隣有料駐車場にお停めください。


ヤマハイノベーションロード

ヤマハ創業からの様々な挑戦の歴史の足跡を生み出してきた製品・技術などをとおして観ていくことができる展示施設です。
モダンで洗練された施設内観は静かに鑑賞したい方にお勧めですピアノ


入館無料
営業時間 9:30-17:00(16:00受付) 日月祝休み 年末年始・夏期休暇・GWなど臨時休館あり
予約制 ☎053-460-2010 もしくはホームページ上予約フォームにて(臨時休館中)
アクセス 遠州鉄道八幡駅から徒歩2分
Pアリ28台 浜松駅から車で約8分











スタッフ体験レポートが当館にてご覧いただけますまるっ




~市民が楽しむ浜松の音楽イベント~




駅前キタラプロムナードコンサート




JR浜松駅前北口広場「キタラ」や遠州鉄道浜北駅前「なゆた浜北東口広場」などで週末に開催されるプロムナードコンサート。地元学校の吹奏楽部やアマチュア楽団などの演奏に毎回多くの観客が集まります。

ハママツ・ジャズ・ウィーク

1992年(平成4年)にスタートした「ハママツ・ジャズ・ウィーク」。世代を問わず楽しめる「ジャズ」をテーマに官民が一体となって企画運営するユニークな地域文化イベントです。

やらまいかミュージックフェスティバルinHamamatsu




音楽ジャンル、年齢、国籍、プロアマを問わないミュージシャンたちが、浜松市中心部に設けられたステージで熱いライブを繰り広げます。2007年(平成19年)にスタートした、市民主体のイベントです。

このように様々な音楽イベントが毎年開催されていますのでコロナが終息し落ち着きましたらお好みの音楽を聴きにお出かけしてみてくださいね♪黒♪黒


TheGATEHAMAMATSU土産コーナーにも音楽の街にぴったりなお土産が勢揃いしていますハート




お土産やプレゼントにどうぞgプレゼントピアノ


本日もお読み頂きありがとうございましたミカン犬星



 

知っているようで知らない!?浜松の【歴史】

カテゴリー │浜松市歴史

こんにちは!
おうちでGATE、本日は当館のお話から少し離れて、浜松市の歴史について簡単にご説明していこうと思います!





浜松市公式HPには、「年表で見る浜松の歴史」というページがあり、こちらに年表形式で浜松の歴史がまとめられています。
ここから特に気になった点を一部抜粋してみましたので、お付き合いいただければ幸いです。

そもそも、浜松の歴史は何から始まるのか。
確認した所、浜松に人類が住んでいた痕跡から始まっていました!なかなかに遡りますねびっくり


紀元前16000年頃(旧石器時代) 浜北人が足跡をしるす。 ※本州最古の人類の化石

紀元前8000年頃(縄文時代)  滝沢鍾乳洞など、市内の丘陵地帯各地で人類が生活する。

紀元前2000年頃(縄文時代)  蜆塚遺跡に静岡県内唯一の環状貝塚の建設が始まる。

100年頃   (弥生時代)   伊場遺跡はじめ、各地でコメ作りの集落ができ、
               人口が増加する。

730年頃   (奈良時代)   伊場遺跡から出土した木簡に「浜津(はまつ)」の地名。 
               ※浜松の地名のおこり

1336年頃  (南北朝時代)  南北朝の分裂により、市域の武将も南朝方と北朝方に
               分かれて争う。

1498年    (明応7年)   地震・津波で浜名湖に今切口ができる
               浜名湖はこれ以降常時海水の混じる湖(汽水湖)となる。

1570年    (元亀元年)   徳川家康が引間城に入る。
               後に移築改築し、名を浜松城と改める。

1572年    (元亀3年)  三方ヶ原の合戦が起きる。

1601年    (慶長6年)  新たに東海道が整備され、宿場が設けられる。
               同じころ、本坂通(姫街道)も整備される。

1871年    (明治4年)  浜松県がおかれる。

1888年    (明治21年)  浜松駅完成。翌年、東海道本線が全線開通する。

1911年    (明治44年)  浜松に市制が施工され、浜松市となる。

1931年    (昭和6年)  上水道通水開始。

1945年    (昭和20年)  浜松大空襲で市街地の大半を焼失する。

1958年    (昭和33年)  浜松城の天守閣が再建される。

1966年    (昭和41年)  下水道通水開始。

1994年    (平成6年)  アクトシティ浜松が完成。

2005年    (平成17年) 天竜川・浜名湖地域12市町村が合併。新「浜松市」誕生。

2007年    (平成19年) 政令指定都市へ移行。

2011年    (平成23年) 浜松市制施工100周年。



まず、一行目からビックリ情報ですねびっくり
本州最古の人類の化石は、なんと、この浜松で発見されたんです!!!!
ちなみに日本最古の人類は沖縄県の山下洞人で、出土された人骨は約3万2千年前のものと言われているそうです。
さらに気になって、世界最古の人類(ちなみにここでいう人類とは新人、ホモ・サピエンス・サピエンスの事)はどうかと調べてみたところ、20万年前ほどにアフリカ中部で誕生、10万年前に世界各地への分布を始めたそうです目すみません、なんだか壮大なお話になってしまいました…。

さて、気を取り直して、平成の大合併の一部でもある2005年の新浜松市誕生
この際に今の浜松市の市章が制定されました。

それがコチラ。                そして、昔の市章はコチラ。
            


昔の市章、若い学生さんだと知らない方もいるかもしれませんね。私はこの市章を見ると、懐かしい小中学生時代の記憶がよみがえります…にんまり


この翌年に制定されたのが、市の花「みかん」、市の木「」、そして市の鳥「ウグイス」。
今の時期は松の葉が青々として、みかんの花の良い香りが立ち込め、ウグイスの鳴く声も聞こえる、まさに浜松を堪能できる一番良い時期なのかなと思います。


そんな浜松の歴史をもっと深く知りたい方にお勧めのスポットはコチラ下

おススメスポット①浜松市博物館



浜松市中区蜆塚4丁目22-1
TEL:053-456-2208
※現在臨時休館中となります。

隣接している蜆塚遺跡は、今から4,000年前(縄文時代後期~晩期)の貝塚や市内浜名湖畔にあった江戸時代の農家を移築したものを公開しています。

林の中に遊歩道があり、桜の木に囲われた芝生広場もあるのでワンちゃんを連れてお散歩されている方も多いですよ。

また、博物館の最大の見どころはナウマンゾウの化石の展示!!
これは、1921年に現在の浜松市西区佐浜町で発掘された化石で、今から10万年程前のものだそうです。
浜松に象さんがいただなんて、驚きですよね。10万年も前となると大陸から輸入する技術もないですし、野生の象がこのあたりにいたのかと思うとロマンあふれますね!



おススメスポット②竜ヶ岩洞

浜松市北区引佐町田畑193
TEL:053-543-0108
※現在臨時休業中となります。

こちらは浜松の歴史というよりも、最早地球規模の歴史ですね汗
何せこちらは2億5000万年前の地層にある鍾乳洞で、発見されたのは1981年と、意外と最近で、一般公開されたのは2年後の1983年。
それまでずっと人目に触れず眠っていたのも納得できるほど見事な鍾乳石が見られます。

浜松にお住まいの方は何を今更、かと思いますので、私のおススメポイントを。
この竜ヶ岩洞からさらに山道を上ると、竜ヶ岩山登山道が見えてきます。竜ヶ岩洞の駐車場に停めて歩くと大体往復2時間程度のハイキングになり、危ない道もなく歩きやすいので、お子様連れでも気軽に楽しめますよニコニコ



道中はこのような石灰岩が露出したカレンフェルトと呼ばれる地形も見ることができ、一人でも飽きることなく散策気分で歩けます。こちらは新・浜松の自然100選にも選ばれているんですよ。

頂上には奥浜名湖が一望できる丘があり、ここからパラグライダーを楽しむ方もいらっしゃいました。





さて、今回は浜松の歴史と、その歴史を味わえるおススメスポットをご紹介しました!
横道に逸れてしまい、思わぬ大ボリュームとなってしまいましたが、何か新しい発見がありましたら幸いです。

本日もありがとうございました☆



 

遠江八景で新たな絶景地めぐり!

カテゴリー │浜松市観光案内

こんにちは☀️
The GATE HAMAMATSUですおすまし


本日は館内展示コーナーや、物販にもある
「遠江八景」についてご紹介させていただきますヤシの木





皆さま、遠江八景はご存知でしょうか?

1 館山秋月(たてやまのしゅうげつ)


2 潮見晴嵐(しおみのせいらん)


3 寸座落雁(すんざのらくがん)


4 細江帰帆(ほそえのきはん)


5 弁天夕照(べんてんのせきしょう)


6 浜名暮雪(はまなのぼせつ)


7 瀬戸夜雨(せとのやう)


8 五山晩鐘(ござんのばんしょう)



以上の8つの景色のことを遠江八景と言います。

遠江八景は、浜名湖周辺の歴史的・文学的・美術的背景を持つ景観を集めたもので、静岡県文化芸術大学の有馬理事長をはじめとした選定委員による「遠江八景選定委員会」により選定され、浜名湖花博2014の開幕にあわせ広く周知を図り、浜名湖の魅力を発信していくため2014年に県が制定しました。


とのことです。
では実際にどのような所が歴史的・文学的・美術的背景を持つ景観なのかを記述するとともに、どの場所からこの絶景たちが望めるのかを紹介していきます✨



【館山秋月】
舘山寺温泉の一角、湖岸から望む館山の秋の月は内浦の湖面に映え、また松の影にかかり詩情豊かです。
浜松市西区、舘山寺周辺から景色を望めます。


【潮見晴嵐】
潮見坂上や高師山にかけて遠州灘から吹き付ける風は、潮見特有の風情であり晴れた日の霞は文学的情感があります。
湖西市、潮見坂や白須賀宿周辺から景色を望めます。


【寸座落雁】
雁は昔から浜名湖に飛来していました。独特の形を編成した鳥の群が湖面に降りようとする景色は寸座の独壇場です。
浜松市北区、浜名湖サービスエリア周辺から景色を望めます。


【細江帰帆】
細江湖(引佐細江)の持つ情感は今も昔も変わりません。帆に風を受けて帰る船の影には文人の意欲をそそられます。
浜松市北区、細江町と引佐町周辺から景色を望めます。


【弁天夕照】
海水浴場や保養地として人気の島から見た夕日は遠州灘の雲を赤く染め、美しい風景を生み出しています。
浜松市西区、弁天島と舞阪宿周辺から景色を望めます。


【浜名暮雪】
浜名湖にかかる国道橋や浜名大橋の景観は、今切の渡しに思いを馳せ、夕暮れに降る雪の情景を彷彿とさせてくれます。
湖西市、浜名大橋と湖西宿周辺から景色を望めます。


【瀬戸夜雨】
晴天の瀬戸も良いですが、雨に煙る情景は捨てがたいです。万葉の歌の世界にも瀬戸を舞台にした作品が詠まれています。
浜松市北区、猪鼻湖周辺から景色を望めます。


【五山晩鐘】
浜名湖の北に伽藍を構える5つの寺(大福寺、摩訶耶寺、方広寺、龍潭寺、初山法林寺)の山に鐘がこだまして響きます。
浜松市北区、大福寺、摩訶耶寺、方広寺、龍潭寺、初山法林寺から景色を望めます。





当館の物販コーナーには遠江八景をモチーフにした商品がございます。
それがこちら!



「遠江八景メガネクロスクリーナー」ですOK
先ほど紹介した8つの情景が、メガネクロスとなっています。
(現在在庫の問題で5種類しかありませんでした………えーん)
メガネを使う方にはもちろん、浜松・浜名湖地域の景色を彷彿とさせる商品なのでお土産としても人気です✨
中には全種類揃えて買っていかれる方もいらっしゃいますよびっくり

休館が明けた際には、ぜひ買いに来てみてくださいね



本日は浜松の絶景、遠江八景をご紹介しました。
収束して、自由に出歩けるようになったら絶景を見にいくのもいいですね✨
そこまで遠くにいけない、という方は駅近の当館の展示やお土産を楽しみにお越しください♪

本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます!
また見るのじゃ