『ゆるキャン△』モデル地ゆる巡り@御前崎~磐田編

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こんにちは!The GATE鈴木です。

のモデル地巡り、今回は番外編として、浜松市から飛び出して御前崎~磐田をご紹介していきます!!

①奥浜名湖編はコチラ

②舘山寺・弁天島編はコチラ


物語の中で、年越しキャンプ旅行に出かけた主人公リンちゃんが最初に訪れたのがこの御前埼(おまえさき)の灯台
※地名は御前崎(おまえざき)ですが、灯台は御前埼(おまえさき)。

静岡県の中央あたりの岬のほぼ先端に位置します。県民は駿河湾の形をお座りしたゴールデンレトリーバーに例えるのですが、そのお尻部分ですね。





浜松市街から車で1時間半~2時間ほど、早速灯台に到着です。漫画のままのお姿ですね!



白亜のレンガ造りのこの洋式灯台は、1874年(明治7年)にイギリス人技師の監督のもと建てられたものだそうで、日本の灯台50選にも選ばれている貴重な灯台です。
内部見学は有料で、大人300円小学生以下無料となります。



内部はぐるぐると階段を上っていくのですが、最後のこの部分だけハシゴになっておりかなり狭いので、頭をぶつけないよう注意して登ってくださいね。



灯台からの景色がこちら。太平洋の水平線がどこまでも続いていて、まさに絶景です…!
太平洋の迫力を直に味わうことができるこちらのスポット、ぜひ皆さんも訪れてみて下さい。





御前埼の灯台を後にして向かったのは、リンちゃんが訪れた掛川のお茶屋さん「たかくら」のモデル、きみくら本店



地図で見ても分かる通り、御前崎から目的地の竜洋オートキャンプ場までのルートからは外れた内陸にあるので、同じ行程で行こうと思うとかなり遠回りになります。御前崎から車でも1時間弱かかりました。
また、少し離れたところにKIMIKURA CAFEというお店もありますが、こちらは本店になりますので、モデル地巡りとしていかれる際はご注意くださいね。




店内は1Fが売店、2Fが喫茶となっており、早速喫茶コーナーに向かいます。
店舗裏の日本庭園が望める特等席がありましたので、ありがたくそちらに着席。



抹茶ティラミスと煎茶のセット。お正月仕様になっておりました!
至福のひと時です…。



1Fの売店は、日本茶だけでなくお茶菓子や茶器など多様な品揃えでギフトなどにも使えそうなものが沢山ありました。



リンちゃんが店員さんにおすすめされて買っていたお茶のモデルはこちら。漫画で説明されていた通り、トンネル貯蔵庫で熟成されたお茶との事です…!




掛川でお茶を買ったら、次は一気に磐田へ。リンちゃんが大晦日にお参りした(曰く「ラス詣」)、見付天神矢奈比賣神社(みつけてんじんやなひめじんじゃ)です。



この神社にお祀りされているのが、この霊犬悉平太郎(しっぺいたろう)。
この地域で若い娘を食う妖怪を退治した信濃の犬で、長野県駒ケ根では早太郎の名前で知られています。なんて凛々しいんでしょう…!



本殿前の牛の像からも分かる通り、学問の神菅原道真公をお祀りしているため、この時期は合格祈願のお参りが多いようです。






さて、いよいよ竜洋海洋公園オートキャンプ場へ。ここは長野県から流れている天竜川の河口に位置しており、運動場やプール、アスレチック遊具などのスポーツ施設が充実した公園の中にあり、徒歩すぐのレストハウスには温泉入浴施設や食事処も完備されています。

2021年1月現在、竜洋海洋公園オートキャンプ場はご利用者以外の方の見学は全てお断りされています。撮影目的での入場はお控えいただきますよう、お願い致します。



※こちらはアニメ放送前に撮影したものになります。




灯台もありました!すぐそば一面が砂浜で、御前埼の灯台とはまた違った雰囲気です。
すぐ近くに小さな駐車スペースがあるので車で行けますが、車道がかなり狭いので注意が必要です。



そしていよいよ最後の目的地、福田海岸(ふくでかいがん)へ。
①の記事で投稿した奥浜名湖展望台と同じく、地元の人にとって初日の出のスポットとして大変人気の場所になります。
駐車場に車を停めて、海岸へ抜けると、小さく見えてきました。どうやら私以外誰もいない様子…。



足跡のない砂浜にポツンと立つ鳥居!!



くすんだ朱色が海、砂、空の色に浮きすぎずとても美しいです。
お正月の時期だけ設置されるため他の時期は残念ながら見られないですが、その分特別感がありますね。




さて、以上で『ゆるキャン△』モデル地はほぼほぼ制覇。


最後におまけで、竜洋オートキャンプ場でリンちゃんが我慢できず食べていたピザと、食べたかった磐田名物おもろカレーをご紹介。

ピッツアなお
静岡大学浜松キャンパスのすぐ近くにあるこちらのお店、キッチンカーでイベントにも多数出店しているピザ屋さんになります。



イートインができるので、今回は店内でお店の看板メニュー「マルゲリータ」をいただきました。
見るからに美味しそうですよね!モチモチ生地のピザはもちろん、サラダもピクルスやフルーツが添えられていて美味しかったです。
とってもおすすめですので、ぜひみなさん足を運んでみて下さいね!



そしてリンちゃんがやたら固執していたおもろカレー、磐田市内にあるR食堂(あーるしょくどう)さんでいただいてきました。
おもろとは磐田で昔から親しまれていた豚足料理で、下処理をした豚足を煮て味付けし、こんがり焼いたり酢味噌につけて食べる料理だそうです。そんなおもろがカレーと合体して、磐田市内の飲食店でオリジナルティ溢れるメニューとして定着しているとのことです。

R食堂さんのおもろカレーは、シンプルな見た目ながらたっぷりのお豆ととろっとろに煮込まれた豚骨煮がカレーの中にゴロゴロ入っていてたまらない美味しさでした…!




『ゆるキャン△』モデル地の紹介は以上となります。
昨今なかなか外出しづらい状況ですが、すぐには足を運べない方も、こちらの記事で少しでも実際の様子が伝われば幸いです。


長らくお付き合いいただきありがとうございました♪






 

ゆるキャン△モデル地ゆる巡り@浜松②舘山寺・弁天島編

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こんにちは!The GATE鈴木です。

前回に続いてお届けするのは、のモデル地巡り「舘山寺・弁天島編」!!!

前回の記事はコチラから。


奥浜名湖であまり成果を得られなかった我々が次に向かうのは、物語の中で主人公のリンちゃんが訪れる浜名湖周辺のスポット。佐久米駅からぐんぐんと浜名湖の外周を南下していき、まずは舘山寺温泉街へ。

舘山寺温泉は浜名湖のほとりにある温泉地で、名前の通り舘山寺というお寺や遊園地、動物園、フラワーパークがすぐそばにあり、浜松で最もメジャーな観光地の一つです。




リンちゃんが歩いていた温泉街の通りは、こんな感じ。漫画の通り、歩いていくと次から次へとうなぎ屋さんが現れるような感じです。
奥に見える山は舘山寺。ここだけ浜名湖に突き出した小さな半島のようになっていて、ぐるっと散策する事ができて楽しめるのでぜひ一緒に訪れてみて下さい♪



そして、ここのお目当てはなんと言ってもコチラ。しず花さん!!!
しず花さんは舘山寺温泉街の一本脇に入った裏通りにある和菓子屋さんで、知る人ぞ知る人気店なんです。





しず花さんの代表的なお菓子がこちらのいちごの雫



漫画の中ではしず香というお店の苺のきらめきとして登場するこちら、いちご大福のように白あんをまとった苺が求肥に包まれているのですが、ご覧の通りの上品さ。「あきひめ」「きらぴか」「紅ほっぺ」など、苺の種類を選ぶことができます。大人気商品の為、予約販売が一般的ですが、この日はちょうど紅ほっぺが少しだけ店頭で売られていたのでGETできました!新鮮で高品質な苺だからこその極上の美味しさです。ぜひ皆さんもお試しください♪



また、しず花さんには他にもお団子や上生菓子、カステラなどの和菓子がずらりと並んでおり、ショーケースが宝石箱のように輝いているのですが、いちごの雫だけでなく、それらのお菓子も本当に美味しいんです。

この日はすぐに食べられるぜんざいに目を奪われて購入。お餅入りで大300円小150円。こちらは小サイズになります。こんなに美味しいぜんざいは初めてでした…。



さて、舘山寺で小腹を満たした後は、浜名湖大橋を渡って弁天島まで一気に南下していきます。
この橋もリンちゃんがスクーターで移動していましたね。漫画にも描かれていた左側の白い建物はホテル「THE HAMANAKO」。地元の人にも人気のリゾート感たっぷりのホテルです。



この橋を渡った先にあるのが渚園キャンプ場
この地図で分かる通り、浜名湖の湖上にある埋め立て地なんです。
同じ敷地に隣接するウォットという水族館もとても面白いので、ぜひ一緒に行かれることをお勧めします!





渚園さんは浜松中心地からも車で30分ほどと近いのに格安でキャンプができるので浜松市民にはとても人気で私もよく友人と利用しています。今回は時間の問題で通り過ぎてしまったので、以前デイキャンプした時の写真を。
後方の防風林?の後ろは浜名湖ですので、とにかく風が強いです。特に冬のキャンプは風が出てくると大変なことになりますので、防寒防風対策をバッチリしていってくださいね。

※浜松は「遠州のからっ風」という言葉がある通り、とにかく冬場の風が強烈です。




そしてこちらは渚園の前にある橋。アニメ2期のイメージビジュアルに使われていた場所になりますが、ここも車で通り抜けるだけ。普段気に留めず何気なく通っている橋なので、この橋が使われていたのはとても驚きました。



さて、舘山寺から15分ほどのドライブで、いよいよ弁天島まで下りてきました。ここはリンちゃんが元日の日の入りを見たところ。(初日の出を見たところはまた次回ご案内します)冬場は鳥居と夕日が重なってとても美しい景色が見られます。



そして今回の旅の最後に訪れたのは、リンちゃんが渚園キャンプ場から足を伸ばして訪れた表浜駐車場。我々GATEスタッフ、この作品で初めてこの駐車場の存在を知りました。浜松の方も知らない方が多い穴場だと思います。
駐車料金は自動車が410円、二輪は無料です。



ここは浜名湖と太平洋の境目にあり、国道一号線の浜名大橋の真下に位置する場所にあたります。
頭上に橋、右手に浜名湖、左手には太平洋というダイナミックな景観を、吹き荒れる暴風の中見ることができ、なんというか、つまりとっても寒かったので、ぜひ皆さん暖かい恰好で行って下さい…!!



橋の真下はこんな感じ。人と比べるととても大きいのがよく分かりますね。



砂に埋もれた消波ブロックも良い感じになっていました。時間があれば撮影大会したくなるような、不思議な景色です。




以上、今回は舘山寺と弁天島周辺のスポットをご紹介させて頂きました☆

次回はストーリーを遡って③御前崎・磐田編です。お楽しみに♪

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